1.ちょびとの出会い
2004年6月6日の夜九時過ぎ、小雨に濡れながら這いずっている物体を発見しました。
( ̄□ ̄;)!!
(なまこじゃないし、もぐらでもないし・・・。もぞもぞ動いてるし、なんだろう?こんなトコにいると車にひかれちゃうよ。)
割とキレイな白っぽいその物体を抱き上げたら、まだ目も開いていない仔猫でした。
一見、この辺りの飼猫の赤ちゃんかしら、という感じがしました。
母猫を探しているのか、小さな声でミィーと鳴きながら、首を左右に動かしていました。
その時、草むらから物音が聞こえました。
(野良の母猫がこちらの様子を覗っているのかな?)
気配だけは感じましたが、暗がりの中で何も見つける事ができませんでした。
・・・・結局、主人と相談して、雨に濡れない場所へ移動させて出かけました。
用事を済ませたのが深夜で、日付も6/7に変わった頃だったと思います。
子猫を発見した時は小降りだった雨も、土砂降りになっていました。
母猫が探してしてくれてなかったら? やっぱり捨て猫だったのかな?
あのカヨワイ足どりでも、ママ恋しさに雨の濡れるトコまで歩いてしまっていたら?
ますます強くなる雨音が気になってどうしようもなくて、その発見現場へ戻る事にしました。
(仔猫がいなかったら大丈夫だったって事で、安心して帰れるから。)
「この辺りに居るはずだけど、動いちゃってると思うから。」
視界の中に、さっきは無かったコンビニ袋のような物体が。
!\(◎o◎)/!OhNo・・・
近寄ってみると、その仔猫でした。びちょびちょになってしまった背中を触ると冷たくなって・・・。
どうして、さっき保護しなかったのか。いや、親猫の気配があったから大丈夫だと思って。
色々な気持ちが渦巻いて、自分を責めてしまいました。
・・・考えても仕方が無い、せめてこの水浸しの所でない場所へ移動させてあげようと仔猫を持ち上げたら、かすかに「ミィー。」という声が。
私達は、慌てて連れて帰りました。
主人は、着ていたTシャツを脱いで冷えた仔猫の身体を包み、「ダメかもしれないなあ。」と切なそうでした。
死んじゃうかもしれないけど、最期はあたたかい所で見届けてあげようと。。°(T^T)
°。
あのまま冷たい場所で逝くよりはいいのではないかしら。
きっと、大潮の時に産まれたんだね。多分、お誕生日は昨日?ってとこかしら。
へその緒は、地べたを這いずり回っている時に取れたのかな?お腹に黒いポチッとしたもの(多分へその緒)は付いてました。
帰宅後、 仔猫の体を拭いてホットカーペットの上で保温しました。
部屋が暖まってきたら、大きめ(お餅入用でA4サイズ位)のタッパーを保育箱にして、使い捨てカイロ&バスタオルで保温しました。
人肌に温めた牛乳(後で調べたら、本当はやってはいけない事でした。)を、口の中にストローで流し込もうとしてもイヤイヤです。
目が開いていないので、起きているのか、寝ているのかはっきりしません。
多分、眠っているだろうという時も、息をしているのか・脈があるのかは、あまりに小さすぎて本当に分かりにくくって・・・。
q(・・;q) ))) ((( (p;・・)pオロオロ
どうしていいのか分からないまま、複雑な思いを感じながら、ろくに眠れずに朝をむかえました。
この時点では、この子を「ミィーちゃん」と呼んでました。
が( ̄□ ̄)ん( ̄ー ̄)ば( ̄△ ̄)れ(。 ̄O ̄)♪、ミィーちゃん!
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ちっちゃ過ぎです。
「ミィー」と鳴く
お餅ケースの保育箱
私の手と比較
タバコと比較
まだ目が開いていない
弱々しい
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